導入編~留学への下準備~part1

 

みなさんこんにちは、Miaです。

今日からいよいよ導入編スタートです!

 

導入編は次の3partから編成しようと思っています。

part1では基礎中の基礎、志望理由の重要性について。

part2では海外留学の基本的な進学パターンについて。

part3では渡米までの手続きについて。

を追ってご紹介します。

 

このブログに訪れる方は恐らく留学に興味を持っている、

または既に留学を経験している方が大半だと思います。

未成年の方でも社会人の方でも、誰に対しても等しく言えることは、

留学生にとって情報収集が全ての肝となる。です。

だからどんな方にとっても、出来る限り分かりやすく、

有益な情報源となれる様に頑張ります!

 

私が海外進学を考えたのは高校三年生の夏からでした。

同年代の方々からしてみれば少し遅いかもしれませんが、

留学って心さえ決まってしまえば意外とトントン拍子に物事が進みます。

なのであまり焦らずに、

自分にとってどんな道を辿る事がベストなのかをしっかりと考える事が大切です。

 

ではでは、早速本題に入りましょう!

今日お話したいことはズバリ、志望理由の重要性についてです。

誰もが必ず考えることですよね。志望理由。

題材としてはとてもシンプルですが、答えるとなると案外難しい事です。

私はその地で何をしたいのか。何を目的として生活をするのか。

これらを真剣に考えることが留学生活においてどんな役割を果たすのでしょう。

実はみなさんが思っている以上に心の支えとなってくれるんですよ。

さてさて、今からじっくりこってり語りたいと思います!

 

役割その1:存在意義の確立

 

さてみなさんに質問です。

留学中、一番必要とされる能力は何だと思いますか?

A,英語力

まあ確かにそうなんですけど。そうなんですけどね、はい。

私の思う回答は、

A,自己肯定力 です。

留学期間中、

この場合は中期から長期留学を考えている人によく当てはまると思いますが、

みなさん一度は必ず考え、悩む事になると思います。

私は本当にここにいていいのか、と。

私は留学して半年が経つのですが、既に一度この思いに駆られた事があります。

簡単に言うと、自分のやっている事に自信が持てなくなってくるんですね。

ひょっとしたら留学をするより日本にいた方が良かったのかもしれない。とか、

英語で学ぶよりも母国語で学ぶ事に意味があるんじゃないか。とか。

自分にとってのベストな選択は他にあったんじゃないか。とか。

今尚悩んでいる方もいらっしゃると思います。

そんな状況に陥った時に大きな支えとなってくれるのが、

過去の自分が書き記した志望理由、今の自分に懸けた思いなんです。

自分でもいつの間にか忘れてしまっていた思いや考えで、

何かと自分自身が自分自身を励ましてくれるんです。

あなたはそこにいるべくしているんだよ。だから大丈夫。頑張って。と。

これが案外心に響くんですよね。

まあ自分が思うには、

この悩みを持つ時って、その場から逃げたくなっている時なんだと思います。

等身大の自分と理想の自分を比べ、情けなくなったり、未来に不安を抱えたり。

とにかく、自分自身に自信を持てない時にそういう考えに至ります。

そんな時に突破口を指し示してくれるんですね。

もうちょっと踏ん張ってみよう。自分と向き合ってみようと思えます。

存在理由の確立、自己肯定というのはそういう事です。

自分自身が一番、どんな自分でも受け入れ、認めてあげる。

前に進むための志望理由です。

 

役割その2:自己アピール

またまたみなさんに質問です。

留学期間中、どこにいっても誰と知り合っても話題に上がる質問です。

あなたは何故留学しに来たのですか?

A,勉強のため、自分を高めるため、環境が好きだから。

という答えが思い浮かんだのではないでしょうか。

しかし、残念。これらの回答はNGです。

なんてったって漠然としすぎています。

 

留学をする以上、国籍を問はず人と関わる機会が確実に増えていきます。

海外で出会う方々は目的意識が強く、

面白いバックグラウンドを持った人々が沢山います。

この人ともっと話してみたい、友達になりたいと思える人とも出会える事でしょう。

そんな出会いの中で必要になってくるというのが、やはり自己アピールなんですね。

 

 

まあ言わずともがな、

友人を作るにしろ何にしろ、

目的意識がはっきりしていたり、

積極性が伝わってくる人の所に人は集まりますよね。

それは全世界共通です。

人から興味を持ってもらう、インパクトを与える為には、

自分の意思を、独自性を引き出し、伝えるしかありません。

そこには必ず、興味を持っている事柄や物事に対する考え方が影響するという訳です。

言いたい事はお分かりでしょう。

渡航理由というのは自己アピールにおいて最高の話題なのです!

残念ながら人の印象というものはものの数分で決まってしまう訳です。

それに、人が人へもつ興味関心というものは残念ながら長続きする物ではありません。

それに先ほどの様な回答をしてしまうと相手の反応も「I see」止まりで、

印象薄いついでに会話も弾みません。辛さの極みです。

そんな事になるんだったら、そんな事になるよりも、

「私はこういった学問や事柄に興味があって、それらに挑戦する為にはここがベストな環境なんだ!その為にここに来たんだ!」と胸を張って答えられた方がかっこいいですよね。

ひょっとすると志望理由がきっかけで一生の友人が手に入るかもしれませんよ

 

どうでしょうか、志望理由の重要性は伝わったでしょうか。

今はまだ心定まらないと言う人も、

自分を知る良いきっかけにもなりますので、

ぜひ、なぜ自分が留学に興味があるのかを深く考えてみて下さい。

考えた分だけ、自分と向き合った分だけ留学生活は楽しくなりますよ:D

 

さてさて、もう一つおまけに重要事項をお話ししたいと思います。

志望理由が決まりましたら、次にするべき事は親に報告です。

当たり前すぎると思いますよね、でもあえて言わせて下さい。

これも絶対に避けて通る事は出来ない事です。

先に言っておきますが、両親の力無くして“留学生”は成り立ちません。

それに、必要費用は馬鹿にできない程に高額です。

さて此処でコミカレ進学、または大学進学を考えて居る方々に特に注意報。

一度は耳にした事があると思いますが、

「コミカレなら学費を削減できてとってもお得」なんて話は完全なるデタラメです。

寧ろ留学生はお金がある事が大前提とされているかの様な扱いです。

学費や渡航費用については、後々語学学校編やコミカレ編にてお話させて頂きたいと思います。

 

金銭面を踏まえ、親御さんには様々な面でサポートをしてもらう事になる事をあらかじめ知って置いて下さい。

なので、留学をするということは、

親の人生を割いて留学させて頂くと表現しても過言では無いと私は思います。

仮に自分の力で奨学金を手にしていたり、経済的に自立をしていたとしても、

必ず親の手を借りなければいけない時が来ます。必ずです。

例えば、進学先に提出する書類。親のサインは必須ですし、親の銀行の残高証明も必要になる場合があります。

これらは自分では用意出来ませんよね。

また、自身の身に何かあった時の緊急連絡先としても親の登録が必要です。

銀行開設なり引越しなり保険手続きなり例をあげれば切りがありませんが、

ここは潔く、素直に伝えましょう。

自分に揺るぎない志望理由がある限り、親は了承してくれるはずです。

ですが、その気持ちに甘える様な行為は決してしてはいけない事です。

勿論留学をする事で得られる経験は計り知れません。

今現在留学をさせて頂いて居る身としては、

今までに携わる機会、知る機会すらなかった事を発見したり考えたり出来るのは、

本当にいい刺激になっています。

例を挙げますとですね、日本企業の社長さんから直接お話を聞く事が出来たり、直々にご飯をご馳走して頂けたり、世界の科学の最先端の展示会に参加できたり、それを体験できたり、語学学校で知り合った人がテコンドーの先生で、スタンフォード大学でテコンドーを人生初体験したり、道端で白タキシードに身を包んだダンティなおじさまから赤い薔薇を差し出されたりと。

奇想天外摩訶不思議で素敵な出来事に囲まれて日々を過ごす事が出来ています。

正直めっちゃ楽しいです。

将来親を幸せにすることを覚悟に決めて渡航すれば、

掛け替えのない思い出と友人と実力を身につける事ができるはずです。

個人的には留学めっちゃおすすめです。はい。

 

ちょっと長かったですかね、閲読お疲れ様でした。

今回のpart1は基礎中の基礎からのお話となっていますが、

これらは本当に大切な事ですし、

留学生とその両親にとって、その後の人生を左右するレベルの最難関問題です。

なので再確認の意味も込めてお話させて頂きました。

少しでも参考になれたなら嬉しいです。

ではでは、次回のpart2お楽しみに!